できない、という今

我が家の小さな怪獣さんは毎日21時頃には寝てくれるいわゆる「よく寝る子」です。私は怪獣さんとオットの就寝後、のんびりお風呂に入ったり家の中をあちこち片付けたりしてから日付が変わる頃寝室に向かうのですが、怪獣さんとオットが幸せそうに無防備な表情で並んで眠っているのを眺める夜中の時間が毎日のたのしみです。

怪獣さんは寝ている間、腕をバンザイにしていたり顔や頭をもちゃもちゃ引っ掻いたりするのですが、ちぎりパンのように魅力的なふくふくの腕はどんなに頑張っても頭のてっぺんには届きません。あまりに一生懸命で可愛らしい姿に笑ってしまい、ふとTwitterに呟くと、先輩ママから「いつの間にか届くようになってしまった。嬉しい、さみしい。」とコメントが。

怪獣さんとおともだちのチャーリー

定期検診に行く際に事前に記入する母子手帳の問診票には、○○をしますか?○○ができますか?というたくさんのチェック項目が並んでいます。子どもの成長なんて人それぞれ、スピードに個人差があるものだとわかっていても、いざ記入しようとすると、あれがまだできていない、これもまだしないな、とできないことばかり目について不安な気持ちでいっぱいになってしまうものです。ただ、当たり前だけれど、一度できるようになってしまったらできなかった頃には戻れないわけで、できないということはこれからできるようになるということで、成長を喜ぶことのできるこの上なく幸せな瞬間がこれからたくさん残っているということなのだ!と思うと、「できない今」がとても愛しくなりました。

毎日とんでもないスピードで成長する我が子。一日一日が二度と戻ってこない時間なんだと思うと、スマホなんていじっている場合じゃないなあと反省します。体力と気力の許す限り、抱っこがしたいし、おしゃべりをしたいし、一緒に笑っていたい。んーー、子離れできない親になりそうな予感がひしひしと……。

そんな今日はオットがパパになって迎える初めての父の日。怪獣さんはまだ直接ありがとうを伝えられないので、二人が一緒に写った写真を集めて(二人を世界でいちばん上手に写せるのは私で間違いないわとひとりほくほくしながら)短い動画に編集してプレゼントしました。

(余談ですが、私はオットと怪獣さんのツーショットを撮るのがすきです。二人の仲の良い姿が微笑ましいし、パパの顔をしたオットの笑顔がすきだし、甘えてじゃれる怪獣さんが最高に可愛いので。)

ひまわりの花もあげたいなあと思っておさんぽに出たけれど見つけられなかったので紫陽花の花と小さなサボテンを記念に買って帰ってきました。観葉植物を枯らしてしまうことで定評のある我々ですが、サボテン、育てられるのでしょうか?少し心配です。

来年の父の日は直接ありがとうが言えるかな?とわくわくしながら今日の日記は終わりにします。

緑と紫で迷ってこちらにした紫陽花